[高すぎる?]ウェルスナビは手数料で利益が食いつぶされてしまうのか

WealthNavi

ウェルスナビって手数料が高いって聞いたけど、手数料で利益が負けてしまうことはないの

・ウェルスナビの手数料って高くない?
・手数料を払ってでもメリットがあるサービスなの?

 そんな疑問がわくと思います。実際私もウェルスナビを始めるにあたり、一番気になった点です。
 手数料の形態がどうなっているか、実際の運用実績はどうか、解説します。

ウェルスナビの手数料ってどれくらいかかる?

ウェルスナビを運用する際に、必要になる手数料は2種類あります。
預かり資産の金額に応じて変動する手数料と、運用しているETFに応じて生じる手数料です。

①預かり資産残高に連動する手数料
・WelthNaviの運用手数料は預かり資産に対し、年率1%(税込み1.1%)かかります
 (取引(売買)ごとに手数料はかかりません)

②運用会社へ支払うETF維持管理手数料
・年率0.08%~0.13%
(運用している各ETFの経費率を加重平均したもの。ETFの中で差し引かれるため別途の支払いはない)

年率1%は、ほかの投資信託に比べると高い印象がありますね。

確かに、自身で運用するよりは手数料がかかりますが、自動でリバランスなどを行ってくれるので、非常にメリットも大きいサービスですよ!

ウェルスナビの手数料体系ってぶっちゃけどうなの?

・例えば、楽天証券で海外ETFを購入する際は、買い付け手数料が無料。管理手数料もなし。
・VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)を買った場合の年間の経費率は0.03%

これに比べると、ウェルスナビの手数料が「預かり資産1%+ETF維持管理手数料」というのは、自身で海外ETF等を運用するよりも高いコストがかかることがわかります。

一方で、例えばNISAでも購入できる「フィデリティ・米国優良株・ファンド(為替ヘッジあり)は、口座管理手数料が1.5%程度かかりますので、一概にどちらにメリットがあるのか比較はできません。
(当該ファンドの足元5年の増加幅は44%になっています)

ウェルスナビを使うことのメリット

それじゃあ結局、手数料を払ってまでウェルスナビで運用するメリットって何なの?

ウェルスナビを利用するメリットについては、人それぞれ考え方が違うので、全ての人におすすめできるわけではありません。

✅どんな人に向いているかはこちらの記事で紹介しています

具体的なメリットは下記の通りです。

  1. 預かり資産に連動したシンプルな手数料体系
    ・取引ごとに手数料がかからない
    ・手数料体系が簡素なため、初心者でもわかりやすい
    ・毎月の手数料がアプリですぐに確認できる。
  2. 多彩な機能が無料
    ・個人でのETF売買は通常1口(数千円~数万円)だが、ウェルスナビでは1/1,000単位でETFの売買が可能。
    ・分配金を自動、かつ無料で再投資してくれる。
    ・最適な投資配分への資産のリバランスについて自動、かつ無料で行ってくれる。

多彩な機能などは分かったけれど、手数料が少しでも安くなる方法はないの?

例えば、長く運用したら手数料が安くなる、みたいなサービスはないのかな

嬉しい手数料の割引プログラム

 初期手数料は高いですが、長期間運用している方に対する割引サービスがあります。

  • 長期割で最大年率0.9%(税込0.99%)まで割引
  • 基準月から半年ごとに判定を行い、預かり資産が50万円以上なら0.01%ずつ200万円以上なら0.02%ずつ手数料が割引されていきます。
  • 預かり資産が50万円以上なら最短5年、200万円以上なら最短2.5年で、0.1%手数料が割引され、0.90%(税込0.99%)の最安手数料が適用になります。

実際に手数料はどのくらいになるの

・皆さんが気になるのが、手数料を払って利益がマイナスにならないのか、という点かと思います。

・預かり資産の評価損益ではなく、実際の分配金と比べて手数料総額がどうなっているのか表したのが下の図です。これは実際の私の口座です。手数料等はアプリで誰でも毎日確認できます。

分配金、手数料計算の前提条件
  • 手数料率は長期割が適用されており、0.9%(税込0.99%)が適用されています。
  • リスク許容度は「5」に設定。債権に比べ配当率の高い米国株や日欧株、新興国株への投資が中心になっています。

✅分配金総額177,570円に対し、手数料総額120,847円と分配金の方が大きい結果に。

✅2022年下期の実績は 分配金48,000円>手数料27,000円 でした。

✅一方で、分配金の金額が大きいのは、私がリスク許容度を「5」に設定しており、高配当なETFへの資金配分が大きいことに起因します。

✅実際、リスク許容度を「1」に設定した場合は、下図の通り株式への資金配分は少なく、債券等への投資が中心になります。

⚠ 結果として、分配金<手数料となる可能性はゼロではありません。

まとめ

ウェルスナビは手数料が1%と決して安いわけではありませんしリスク許容度の設定如何によっては、分配金が手数料よりも小さくなる可能性も零ではありません。
一方で、何もかもウェルスナビが対応してくれるため、紹介した通り、様々なメリットもあります。また、運用実績についても評価益の状態が常態化しています。

皆さんも是非ウェルスナビで投資を始めてみませんか?

✅口座の開設方法はこちらの記事を参考にしてください

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